子どものための、すてきな取り組み



編集チーフHです

ミスプリントをした年賀状で、途上国の子どもに文房具を贈りませんか?


昨年11月現在、世界には学校に行けない子どもが約7200万人、
文字を読み書きできない15歳以上は7億5900万人いると言われています。


情報取得の機会を得られず『計算ができるようになりたい』『本を読みたい』などの
望みも断たれ、生活向上の意欲さえも奪われかねません。


そこで、日本ユネスコ協会連盟が展開しているのが、途上国の子どもに学習の場を
提供する「世界寺子屋運動」。その一環として、書き損じハガキや未投函ハガキを
集めて換金し、文房具などを贈るキャンペーンを展開中です。
1枚のハガキで購入できるのは……
  ◎インドでは石盤1個  ◎カンボジアでは消しゴム2個
  ◎アフガニスタンではノート2冊  ネパールでは鉛筆7本
  ラオスではチョーク35本


協力できる人はハガキを封筒に入れ、郵送でお近くのユネスコ協会まで。
本紙配布エリアにも市川・浦安・船橋・柏・千葉に協会が設置されていて、
その一つ、船橋ユネスコ協会では以下の方が窓口になっています。


今村隆文さん
  宛先/〒272‐0804 千葉県市川市南大野1‐46‐1‐611
  問い合わせ/047-337-7382





一方、ここからは2009年にガルーダ・インドネシア航空のプレスツアーで訪れた
バリ島・ウブド郊外にある美しい学校グリーンスクールを紹介します


いわゆるサスティナビリティ教育に取り組んでいて、学校全体が再生・持続可能な
バンブーメイド。つまり校舎や机、椅子はもちろん、ウェルカムドリンク用のコップ、
グラウンドのサッカーゴールに至るまで、すべて「竹」から作られています。
竹は丈夫でスクスク育つから、環境への負荷が少なく修繕コストも気になりません。


写真を撮ってきたので、ご覧ください。どうぞ

こんもりと見える建物が校舎です。グラウンドも芝でふかふか

こちらはライブラリーとして建設中の校舎。
クオリティが非常に高くアートです!確か、
バンブー建築としては世界最大級のはず

案内の標識も、もちろん竹で作られています

ほら、傘立てだってバンブーメイド!

右側がオーナーのハーディー夫妻。「〝地球人としての目線を
持てる人間に育てたい」みたいなことを話してたような……

敷地内には畑が作られ、野菜や果物を栽培中。
途中、きれいな紫色のナスを見かけました

子どもたちは家畜の世話も行います。
牛の排泄物はバイオガスにリサイクル。
人間の排泄物は分解して田畑の肥料に

これは川の流れを利用した水力発電の設備。
さらに竹くずを燃やし、水を沸かしたりも

これ、職員室です。おしゃれですねー

職員室内はこんな感じ。リゾートホテルの
エントランスのようです。デザインが秀逸!

教室では子どもたちが迎えてくれました。右奥に見えるロッカーは
なんとパイナップル型。もちろん竹製です。パイナップルのヘタに
「KEEP THE PEACE」と書かれた旗が立っていました

少年の遊び相手はやっぱり竹のフラフープ

みんなで一緒にランチを食べましたね。
学校内で採れる野菜もいただきました。
サラダ、とても辛いカレー、マンゴー

昼食でうち解け、笑顔を撮影できました。
きっと駐在員の子どもかな。モデルといい
ロケーションといい、夢の中のようです

どの子からも、育ちの良さが伝わってきます

田んぼ脇の東屋にあった仮面や楽器。
バリの伝統芸能も習うんだろうなー 

あどけないですが「未来の地球は君たちにかかっている!」ですね。
この中から、環境破壊に立ち向かう指導者、識字率の向上に奔走する
ユネスコのメンバーなどが誕生するかもしれません

バリ島に滞在するなら、海やスパ、寺院と共にグリーンスクールを訪れては。
バリツアーズなどで、現地ホテル発のオプショナルツアーを扱っているようです。


そうそう、冒頭で紹介した書き損じハガキのこともお忘れなく!

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