【ひとり飲み通信】vol.1〜富祥(本八幡)



編集チーフHです


いつからか、会社帰りの「ひとり飲み」が好きになりました……。


同じように孤独を愛する皆さんに、ひとりでもやさしく迎えてくれる、
それでいて、そっとしてくれる優良店を紹介します。


昨夜訪れたのは、JR総武線「本八幡駅」南口から徒歩3分ほどの
中国小皿料理「富祥(フーシャン)」
表通りから少し離れた、仲良し中国人家族が経営する静かな店です。
最初は取材で訪れましたが、気さくな雰囲気が好きで、それ以来
よく通うようになりました。すっかり、顔も覚えてもらっています。




まずは、バッグから小説を取り出して。
ひとり飲みに、想像や妄想は不可欠ですから。
村上春樹『国境の南、太陽の西』。
ひとりっ子の主人公が成長する様子を描いた作品ですが、
僕もひとりっ子なので「ふむふむ」と共感できました。
ひとりで物事を考え、解決してきたから、気付かないうちに
他人にバリアのようなものを感じさせたりするんですね。
あ、これって、ひとりっ子のひとり飲みですね。
なんか、さらに寂しくなった……。








さて、オーダーはまず1杯263円とお得な「酎ハイ」から。
ほどよく甘いので、きっと女性も飲みやすいでしょう。
ちなみに本日のお通しは、もやしやパプリカ、ピーマン、
卵焼きが入った小鉢です。しゃきしゃきでした。









続いてこちらは、僕がこの店でいつも最初に頼む料理。
「ピータン豆腐」を特別にハーフサイズで注文しています。
豆腐半丁にピータン、ザーサイ、ネギが添えられていて、
めんつゆのようなタレをかけたもの。
加えて、パセリやトマトをアレンジしてくれますが、
今回のトマトは、男1人にはちょっと恥ずかしい
〝ちょうちょ〟でした。
僕は、ここにラー油を少したらしていただきます。
豆腐がまろやかで、トッピングの食感が楽しい一皿。


そして、この店の「焼き餃子」を食べるのも、通う理由のひとつ。


断面を見れば分かるように、ニラやキャベツなどの
野菜がたっぷり入っています(1皿6個入り)。
肉汁もしっかり味わえるし、皮は厚めで噛みごたえあり!
パリッとした焼き加減も上手です。もちろん手作り。




餃子を頼んだので、飲み物を「生ビール」に変えました。
これって、やはり黄金のマリアージュですね。
食べて、流し込む。
食べて、流し込む。
しあわせです。



酎ハイをもう一杯頼み、半分ほど飲んだところで小説を読み終えました。
おなかも満たされたし、そろそろお会計です。滞在時間は約90分。

◎酎ハイ(263円)×2杯
◎お通し(210円)
◎ピータン豆腐ハーフ(200円)
◎焼き餃子(399円)
◎生ビールジョッキ(294円)……以上、合計1629円なり。

こちらは、かつて仕事で撮った写真です。
ひとり飲みの小皿料理はもちろん、ご覧の通り食べ放題や宴会コースもあります。



富祥(フーシャン)
住所/市川市南八幡4-4-20 ルーフガーテンハイツ1F
営業/17:00~5:00(日曜は24:00まで)
電話/047-393-6388

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